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JA全農とやま栽培実証圃でキャベツの収穫作業がスタート!

2023年06月20日

 6月13日(火)、JA全農とやまの栽培実証圃「アグリメッセ」では、キャベツの収穫作業が始まりました。

 「アグリメッセ」は、富山県の気象条件等に適した高収益作物の栽培実証や機械化体系の普及、研修機会の提供などを目的にJA全農とやまが運営している栽培実証圃で、今年度は高収益作物として、キャベツのほかトマトや青ねぎといった野菜をはじめ、麦や大豆、とうもろこし、シャクヤク等の花卉まで、幅広い園芸品目の栽培実証をおこなっています。

 キャベツを収穫した圃場では、圃場の高度利用を目的として“2年3作”の栽培実証に取り組んでおり、2年間でキャベツ、たまねぎ、にんじんの3品目を栽培します。
 1作目のキャベツは早生品種の来喜・中早生品種の翠青の2品種を、各5aで栽培しています。今年は例年に比べ、積雪量が少なく、春先の気温が高く推移したことから、1~2週間程早い収穫開始となりました。


 収穫作業は、以下の手順でおこないます。

①外葉をかき分け、キャベツの根元を包丁でカット ②いくつかを割り中身を確認、重量やサイズを計測
③根元を切り取ったキャベツを葉の上に並べる ④機械で畝の上を進み、キャベツを集める      

▲鉄コンテナいっぱいにキャベツが収穫できました


 収穫したキャベツは、加工用として県内の野菜加工業者へと出荷されます。