農業高校生の肉牛生産技術向上に向けた取り組みを開始！
2023年08月03日
ＪＡ全農とやまは、牛の繁殖から肥育までを一貫して実習する県内唯一の農業高校である富山県立中央農業高校と連携し、本県の高い肉牛生産技術を有する生産者の協力のもと、同校生徒のスキルアップや畜産農家の後継者育成を図ることを目的に、今年度より生育ステージに合わせた生産技術講習を継続的に実施します。
本取組みのキックオフとして、７月２８日（金）、中新川郡立山町にある株式会社カシワファームにて、同校の生徒たちに向け、「繁殖牛の管理・種付け」をテーマとした肉牛生産技術講習会を開催しました。
講習会には、生物生産科 動物科学コース 畜産専攻の２年生・３年生の生徒計８人が参加し、株式会社カシワファーム・柏 篤代表取締役会長が講師となり、繁殖牛の飼養管理や種付けに向けた発情牛の見分け方などを実際の牛を前に指導しました。
生徒たちは、自校の牛の管理に役立てようと、多数質問を投げかけるなど、とても熱心な様子で受講していました。
今後は、「哺育・育成」「肥育」などをテーマとした講習会のほか、同校の生徒を対象とした就業体験も実施する予定です。
▲実際の牛舎で講習を受ける生徒たち
ＪＡ全農とやまは、引き続き畜産振興に取り組んでいきます。