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「もみ殻シリカ灰」を原料とした新たな土づくり資材「シリカエールプラス」の発売について

2023年12月26日

 JAいみず野ではSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの一つとして、地域資源を活用した循環型農業の実践にあたり、射水市が掲げる「バイオマス産業都市構想」の一環として取り組んでいる「もみ殻循環プロジェクト」により開発された「もみ殻シリカ灰」を原料とする新たな土づくり資材「シリカエールプラス」をJA全農とやまを通じ販売することとなりました。

 

▲「シリカエールプラス」を発表する(右から)JAいみず野 塚本組合長、
  射水市 夏野市長、JA全農とやま 堀田副本部長

 今回販売する「シリカエールプラス」は、稲に吸収されやすいケイ酸分を多く含み、施用することで稲の葉や茎を丈夫にし、病害虫への抵抗性向上や倒伏の軽減、光合成の促進による収量・食味の向上が期待されており、令和4年よりJAいみず野、関連メーカー、JA全農とやまが連携し、新たな水稲用土づくり肥料として開発・圃場試験を進めてきました。
 また、JAいみず野では「もみ殻シリカ灰」の製造時の排熱を活用したイチゴのハウス栽培もおこなわれています。

▲原料となる「もみ殻シリカ灰」 ▲発売が決定した「シリカエールプラス」


 JA全農とやまは、地域資源を活用した循環型農業に、今後もJA・関係機関と連携し取り組んでいきます。