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転作作物の安定生産に向けた農業機械のレンタル事業がスタート

2024年04月26日

 JA全農とやまでは、農家の機械導入コストの負担軽減をはかることを目的に、県内のJA農機センターと連携し、5月から農業機械のレンタル事業をスタートします。


 富山県では、実需者からの需要に応じた富山米の生産と水田のフル活用をはかるため、大豆やハトムギ等の作付拡大をすすめているが、農業機械の導入にかかるコスト負担が農家の課題となっています。
 また、今般の能登半島地震では、農地や用水路等に被害が発生し、早期復旧が進められているものの、水稲の作付けが困難な場合には、緊急的な対応として大豆等の転作作物の栽培に取り組む必要があります。

 今回レンタルする機械は、播種や防除作業に必要な乗用管理機、収穫作業に必要な汎用コンバイン、地力増強作物の細断処理等に必要なトラクタ・フレールモアの3機種で、県内JA農機センターを通じて貸し出しします。
 レンタル料金は、各JAでの設定となりますが、能登半島地震によって農地が被害を受け、緊急的に作付け転換が必要な生産者には、JA全農とやまが10aあたり5,000円(税別)を上限にレンタル料金の半額を助成します。
 事業の詳細は、お近くのJA農機センターまでお問い合わせください。

【乗用管理機】 【汎用コンバイン】 【フレールモア】