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令和5年度「とやまGAP推進大会」が開催されました

2024年03月04日

 JA全農とやまと県、JA富山中央会等は2月27日(火)、富山県農協会館にて「とやまGAP(農業生産工程管理)推進大会」を開催し、生産者やJA、行政関係機関より約120名が参加しました。

▲大会の様子

 本県では、平成22年に全国初のGAP推進条例を制定し、「とやまGAP」の実践による農業経営の効率化や農作業の安全、労働環境の改善等を図る経営体を育成するため、県全体で「とやまGAP」を推進してきています。
 また、近年、SDGsへの世界的な関心の高まりや、2025年の大阪・関西万博での農産物の調達基準にGAP認証農産物が位置付けられるなど、GAPの必要性が高まっています。

 大会では、はじめに県農業技術課より、「人権保護」「農場経営管理」などの2分野・8項目が追加された“「とやまGAP規範」(富山県適正農業規範)”の改訂案について説明がありました。
 その後、実際にGAP認証を取得している 農事組合法人源(入善町)、農事組合法人いこいの杜(立山町)、いみず野農協えだまめ部会(射水市)の県内3団体の各代表者より、認証取得の経緯や、具体的な取組み内容、認証取得によるメリットなどについてお話いただきました。
 また、販売事業者の取り組みとして、コストコホールセールジャパン株式会社代表者より「サステナビリティに配慮した調達を目指して」とのテーマでご講演いただきました。

▲県内代表者らによる事例紹介 ▲販売事業者の取り組み紹介


 JA全農とやまは今後も、生産者・JAグループ・行政機関などと連携し、とやまGAPの一層の普及を通じ、“未来につなぐより良い農業”の実現に向けた取り組みを進めていきます。