ニュース・トピックス一覧

富山県産牛乳を使った親子ミルク料理教室を開催しました

2024年03月19日

 学校給食が休止となる春休みに家庭で牛乳を消費してもらうことを目的に、JA全農とやまは3月16日(土)、富山県乳牛協会と富山県、食品スーパーアルビス株式会社と連携し、アルビス大島店クッキングスタジオにおいて、富山県産牛乳を使った親子ミルク料理教室を開催しました。教室には小学生の親子6組12名が参加し、カッテージチーズのパンケーキ、クラムチャウダー、いちごのスムージーを作りました。

 開催にあたり、酪農家の青沼さんが「牛さんたちは搾乳しないと病気になってしまう生き物なので、春休みも毎日搾乳しています。休みの間も県産牛乳を飲んで欲しい」と思いを伝え、本会からは富山県内の学校給食で飲まれている7種類の牛乳パックを紹介し「牛乳は栄養があるだけではなく、他の食材と組み合わせることでいろんな料理に変化できるスゴい食材。春休みは県産牛乳を使って料理にチャレンジしてください」と挨拶しました。

 調理では、管理栄養士で料理研究家の山崎亮子先生が「牛乳はカルシウムが豊富。大人になって骨粗鬆症にならないためにも子供の頃から継続して飲むことが大事」と牛乳の栄養について話されたあと、参加者はカッテージチーズ作りに挑戦。牛乳を温め酢で固めてチーズができると子供たちから「わーっ!」と歓声があがり、「理科の実験みたい」という子もいました。できたてのチーズはパンケーキの生地に混ぜて焼き上げました。また、クラムチャウダーといちごのスムージーは先生の実演を見学しながら調理のポイントを教わりました。

 試食では「どれも美味しい」「牛乳でチーズやクラムチャウダーが簡単に作れるなんて知らなかった。さっそく家で作りたい」と、牛乳の魅力を実感されていました。また、調理の合間に青沼さんと牛の話をして、「エサやりや乳搾りをしてみたい」と酪農に興味をもつ親子もいました。

 JA全農とやまは今後も、地産地消の推進に取り組んでいきます。

「春休みも県産牛乳を飲んで」と話す
 酪農家の青沼さん

牛乳の栄養について話す
料理研究家の山崎先生

先生から調理のポイントを聞く親子たち

カッテージチーズ作りにチャレンジ

できたてのチーズをパンケーキに混ぜて
焼き上げ

お皿に盛りつけて完成!