「ほおばる幸せ。富山米」生産推進大会を開催しました
JA全農とやまは、1月22日(水)、富山県農協会館にて、県・JA富山中央会と連携し「ほおばる幸せ。富山米」生産推進大会を開催しました。
本大会は、「1等米比率90%以上と安定生産を目指して」をテーマに掲げ、高温等の気象変動に強く、低コスト・省力的で人と環境にやさしい「安全・安心」な米づくりを目指し、高温耐性品種の作付拡大や土づくりをはじめとした重点技術対策の徹底を図ることを目的に開催しており、生産者やJA・行政機関から約100名が参加しました。

▲大会の様子
大会では、JA全農とやま 高畠米穀園芸部長より「最近の米穀情勢」、株式会社神明 米穀事業本部 米穀部 安藤次長より「直近のコメ情勢と課題、産地富山に期待すること」と題して講演がおこなわれました。
続いて、県農業技術課広域普及指導センター 板谷指導員より「令和6年度の水稲の概況及び次年度の水稲重点技術対策について~気象変動下でも安定した米づくりに向けて~」と題して講演があり、令和6年産米の概況と課題について共有したほか、令和7年産米の収量・品質確保に向けて、「コシヒカリ」の5月15日を中心とした田植えの実施や、初期の水管理の徹底、生育・気象状況に応じた穂肥施用等の重点技術対策について参加者全員で確認しました。また、地球温暖化が進行する中でも1等米比率90%以上と安定収量を目指すために、高温耐性品種の「てんたかく」「富富富」「てんこもり」の積極的な作付けを呼びかけました。
今回の大会に合わせ、米の品質・衛生管理の徹底や労働災害の防止を目的に、県下JA所有の農業倉庫・カントリーエレベーターを巡回・審査し、優秀な成績をおさめたJA施設を表彰する「令和6年度優良農業倉庫・カントリーエレベーター表彰」の授賞式がおこなわれました。
受賞されたJAは、次のとおりです。
【令和6年度優良農業倉庫表彰】
最優秀賞:JAあおば
優秀賞 :JAいみず野
JA氷見市
【令和6年度優良カントリーエレベーター表彰】
最優秀賞:JA氷見市
優秀賞 :JAアルプス
JAいなば

▲優良農業倉庫表彰で最優秀賞を受賞したJAあおば

▲優良カントリーエレベーター表彰で最優秀賞を受賞したJA氷見市
JA全農とやまは、今後も生産者・JA・関係機関と連携し、高品質で良食味な富山米の生産に取り組みます。