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令和3年産米の食味ランキング発表~秋田県は「ひとめぼれ(県央)」「サキホコレ」が特A獲得!

2022年03月07日

3月2日、一般財団法人日本穀物検定協会から令和3年産米の食味ランキングが発表されました。

秋田県からは「あきたこまち(県北・県央・県南)」「ひとめぼれ(県央)」「ゆめおばこ(県南)」の5銘柄のほか、参考品種として「サキホコレ」が出品されました。

今回初めて出品された秋田県の高級ブランド米「サキホコレ」は、最高ランクの「特A」に選ばれました。

また、「ひとめぼれ(県央)」は4年連続で「特A」となりました。「あきたこまち(県南)」は令和2年産米に続いて2年連続で「A」評価、「あきたこまち(県北・県央)」「ゆめおばこ(県南)」の3銘柄も「A」評価となりました。

■令和4年秋本格デビューをひかえた「サキホコレ」。参考品種で「特A」を獲得!

JAグループ「秋田米新品種サキホコレ研究会」の佐々木竜孝会長は、「『サキホコレ』の『特A』獲得は必須だと考えており、これで本格デビューに向けて弾みがつきそうだ。今年も美味しい『サキホコレ』を消費者の皆さんに届けたい」と話しました。

佐々木会長は、令和元年から秋田県の実証試験を担当しており、今年は1.3haの先行作付けを行いました。

    

また、JA全農あきたが今年度、秋田ノーザンハピネッツ、JA秋田おばこ、秋田県立大曲農業高等学校とともに「サキホコレ」の農作業体験を実施した「HAPPY TOGETHER ONE」プロジェクトでもお世話になっています。

---「HAPPY TOGETHER ONE」プロジェクトの取り組みはこちら---

これまで「あきたこまち」は、幾度となく「特A」獲得の実績がありますが、2年連続で「A」評価となるのは平成22年・23年以来の2度目です。

令和3年産の「あきたこまち」は、作況指数が「102」の「やや良」となったものの、稲作期間中の6月下旬から8月上旬までは過去に類を見ない高温・多照、8月中旬以降は気温の低下や日照時間が少なかったため充実度不足が見られ、1等米比率(令和3年12月末日現在)は90.0%となりました。

「特A」の獲得は生産者の生産意欲の向上、そして秋田米のブランド化の土台となることから、引き続き県と連携して天候に順応した栽培管理を指導し、高品質・良食味の生産への取り組みを進めてまいります。