生産者交流プロジェクトを開催しました JA秋田おばこ✖JA全農✖日清食品 加工用米で連携
2024年10月01日
JA全農は、9月9日「生産者交流プロジェクト」の一環で加工用米の実需者である日清食品株式会社の社員のほか、JA秋田おばこ、JA全農の関係者らが参加し秋田県大仙市の齊藤亘さんの圃場で稲刈りイベントを開催しました。
写真左から:JA全農あきた佐々木寿副本部長、日清食品㈱深井雅裕常務取締役、生産者齊藤亘さん、JA全農金森正幸常務理事、JA秋田おばこ齊藤武志組合長
JA全農と加工用米の実需者である日清食品とは令和5年10月より原料供給や物流連携で包括的な業務連携を開始しています。また、JA全農が加工用米で長期契約を結んでいるJA秋田おばこも供給元となっており、一部はこれまでも「日清カレーメシ」などの原料として使用されています。このような繋がりと日清食品の「産地と顔が見える交流を大切にしたい」という想いからイベントを企画し、5月に開催された田植えイベントに続き2回目となります。⇒「田植えイベントの様子(5月27日開催)」
初めに、日清食品社員、JA全農金森常務が5月に田植えをした田んぼで稲の手刈り体験をしたほか、日清食品の深井常務がコンバインを操作し田んぼ1周を刈り取りました。稲刈り作業を終えた深井常務は「貴重な経験ができた。当社の製品の本質的な価値であるおいしさがここから始まっていると実感した」と話していました。稲刈り後には、「日清カレーメシ」を関係者で試食しました。
JA全農は今後も安定的な価格や品質、収量を求められるなかで、生産者にとっても米作りに意欲的に取り組んでもらえるように複数年契約の取り組みを拡大していきます。