宮田さんの作るトウモロコシは「味来(みらい)」という品種で、糖度が非常に高く、甘さが自慢の逸品です。直接買い求めに来るお客さんも多く、毎年リピーターが増え続けています。

評判が評判を呼ぶトウモロコシ

JA北つくば 結城市園芸部会 トウモロコシ部 部会長 宮田理也さん
JA北つくば 結城市園芸部会
トウモロコシ部 部会長 宮田理也さん

茨城県の西部に位置する、JA北つくば 結城市園芸部会のトウモロコシ部会長 宮田さんを訪ねました。
元々は土づくりのために、トウモロコシを作るようになったそうですが、現在では茨城県でもトップクラスの出荷量を誇る産地となっています。

宮田さんが主に作っているトウモロコシは「味来(みらい)」という品種で、糖度が非常に高く平均しても18度以上の甘さが自慢の逸品です。そのため、直接買い求めに来るお客さんも多く、毎年リピーターが増え続けています。消費者から「今年も美味しいので、また来年来ます」と言っていただけることが何より嬉しいそうです。

プロならではのこだわり

2月上旬、厳寒期からトウモロコシ作りは始まります。宮田さんは定植を全て手作業で行っているため、非常に手間がかかります。

このため、年1作のみに限定し、ひとつひとつのトウモロコシに、愛情を注ぎながら生産しています。


採れたてのトウモロコシは生で食べられるほどみずみずしく甘く、フルーツのような味わいです。鮮度が大切で、収穫のタイミングが1日でも遅れると本来の美味しさを味わっていただくことが出来なくなってしまいます。このため、宮田さんは日々の管理と、出荷時期の見極めを大切にしています。

好きこそモノの上手なれ

トウモロコシをこよなく愛する宮田さんですが、奥様の協力も欠かせません。

トウモロコシを使ったアイディア料理もその1つで、宮田さんのアイディアをもとに、奥様が料理を担当します。丸絞り100%のジュースを始め、プリンやまんじゅうなど、素材の旨みを引き出しながら、独創的なメニューが印象的です。

「同じ仕事をするなら、楽しみながらやる方がよかっぺよ!」と笑顔で答える宮田さん。美味しいものを旬の時期に味わう。ぜひみなさんも茹でる・焼く以外の食べ方に挑戦してみてはいかがでしょうか。

取材協力

JA北つくば 西部営農経済センター

〒307-0031 茨城県結城市大字大木1902-2

TEL :
0296-35-3501
FAX :
0296-35-2521
WEB :
http://www.ja-kitatsukuba.or.jp/

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