春白菜生産量日本一

青木裕様 ご家族
茨城県西部に位置するJA常総ひかり八千代地区春白菜部会の青木さんの圃場を訪れました。
JA常総ひかり八千代地区春白菜部会は、現在87名。八千代町で収穫される春白菜は、県内はもちろん、全国でもトップの生産量を誇る一大産地です。4月から5月は収穫のピークで、一日に2万ケース・80,000株という膨大な量が収穫・出荷されています。秋冬白菜と比較すると、春白菜は柔らかく瑞々しいのが特徴で、サラダとしてもシャキシャキ感があり、美味しく食べられることが認知され、人気が高まっています。
親子で競う白菜作り
後継者不足で悩む農家も多い中、青木さん宅では息子さんが5年前から白菜作りを手伝ってくれるようになりました。白菜作りに関して意見が合わず、時々喧嘩になることもあるそうですが、「将来的には全てを息子に任せ、さらに規模を拡大して、消費者の皆様に安定供給できるようにしたい」と青木さんは語ります。
旬の美味しさを旬のうちに
白菜は、真冬の一番寒い1月から2月に定植され、暖かくなってきたこの時期に収穫の最盛期を迎えます。青木さんはこの季節が大好きだそうで、苦労した分だけ喜びも大きいと言います。白菜作りをはじめて40年になりますが、「毎年同じようにはいかないので、自分はまだまだ」と言います。自然はまるで、毎年試練を与える厳しい教官のようです。
県の銘柄産地にも指定され、市場からも大きな期待を寄せられています。その期待に応えるために、「安心・安全は当然のことながら常に安定供給できるような産地へとさらに飛躍していきたい」と語る青木さん。旬の今、毎日春白菜がどんどん出荷されていきます。柔らかく、春らしい瑞々しさをまとった、JA常総ひかりの春白菜を是非お召し上がりください。
取材協力
JA常総ひかり 八千代地区センター
〒300-3544 茨城県結城郡八千代町若1477
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