若くて元気な産地

副部会長 安藤照夫さん ご家族
JAしおさいは、茨城県の東南部に位置し、太平洋と利根川に挟まれ温暖な気候に恵まれた地域にあります。波崎トマト部会の副部長を務める安藤さんの圃場に伺いました。
現在部会員は42名。このうち15軒では、後継者とともにミニトマトの生産が行われています。20年ほど前から生産が始まり、現在では品質の高さから高い市場評価を得ています。
波崎トマト部会のミニトマトは「3ねん2くみ 実のる君」というブランドで販売され、8月から12月まで生産が続きます。なかでも9月から10月頃にかけては糖度がのり、さらに美味しく食べられる時期だそうです。
親子三代の夢
安藤さんは以前から、父親、自分、そして息子の三代で農業を行いたいと思っていたそうで、現在その夢は叶ったと言います。自分自身もそうだったように、「引き継げ」と言わなくても息子が自然と手伝うようになって、現在は親子三代でミニトマトの生産をするようになりました。
「後は息子に託して、老後は孫の面倒を見ながら悠々自適に暮らせたら」と、笑って話してくれました。
納得できるミニトマト作りを
安藤さんのポリシーは、自分が食べて美味しいミニトマト作り。そのため、出荷が続く12月までは毎日、管理に明け暮れます。夏場に定植作業を行うため、高度な技術が求められます。気温が高い時期という事もあり、生育が早く、管理にはかなり気を使うといいます。
こうして出荷されるミニトマトは、甘みもありながら後味が爽やかで美味しい味に仕上がっています。「3ねん2くみ 実のる君」は、県内の一部スーパーでも販売されていますので、是非ご賞味ください。
取材協力
JAなめがたしおさい 波崎営農経済センター
〒314-0254 茨城県神栖市太田1888-47
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※文中のJA名および部会名等は取材当初の名称が使用されています。