アールスメロンは、7月頃から11月上旬頃まで収穫が続きます。JA茨城旭村のアールスメロンは、光センサーで一つ一つ選果しているため、バラツキがなく美味しいことで有名ですが、寒暖の差が大きくなるこの時期は、更に味がのるそうです。

県内最大のアールスメロン産地

JA茨城旭村 アールスメロン部会 部会長 鉾田一博さん
JA茨城旭村 アールスメロン部会
部会長 鉾田一博さん

北は涸沼、東は鹿島灘、南に北浦と自然豊かな環境に恵まれたJA茨城旭村。県内でも最大規模を誇るアールスメロン部会の鉾田さんを訪ねました。

アールスメロンは、7月頃から11月上旬頃まで収穫が続きます。JA茨城旭村のアールスメロンは、光センサーで一つ一つ選果しているため、バラツキがなく美味しいことで有名ですが、寒暖の差が大きくなるこの時期は、更に味がのるそうです。

アールスメロン作りは、約30年前から始められました。現在部会員数は80名、平均年齢は45歳。後継者育成も順調に進んでいるそうです。

高い評価とお客様の声が励みになる

JA茨城旭村のアールスメロンは市場からも高い評価を得ていますが、「今年も美味しかったよと、買っていただいた方からお声をいただく時が、最高に幸せですね」と鉾田さんは言います。そのために、毎日の管理は徹底されています。パイプのビニールハウス内で生産しているため、換気調整を行い、微妙な風や湿度・温度調整などに気を遣っているそうです。

また、部会全体の取組として、新しい品種の試作を毎年行っています。常にチャレンジ精神を発揮できるのも若い人たちが構成する部会の強みだと言えます。

写真は肥大中のアールスメロンの様子です。日焼け防止のため、果皮に網目が出てきたら新聞紙を被せることにより、果皮が白くまた網目も均一になるそうです。

今シーズン最後の美味しさを堪能しよう

県内ではクインシーやオトメなど様々なメロン栽培が盛んですが、アールスメロンはそのトリを飾る最後のメロンです。丹精込めて作られたアールスメロンは、今の時期最高の美味しさとなって、出荷されていきます。

美味しい食べごろを鉾田さんに尋ねたところ、「購入してから一週間ほど常温で保管し、食べる直前に冷蔵庫で冷やして食べるのがお勧めです」とのこと。

その美味しさを堪能できるのも今のうち。是非JA茨城旭村のアールスメロンをご賞味ください。

取材協力

JA茨城旭村

〒311-1415 茨城県鉾田市造谷1377-1

TEL :
0291-37-1661
FAX :
0291-37-1663
WEB :
http://www.ja-ibarakiasahi.or.jp/

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