JAほこたでは畑作栽培を中心としたいちご作りが行われています。水はけのよい豊かな土壌から生産されるいちごは、味わい深さがひとつひとつの実に凝縮され、しっかりとした実になります。安定した品質が、市場から高い評価を受けています。

県内最大のいちごの生産地

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JAほこた 苺部会
部会長 鷺沼正訓さん

茨城県の南東部・鹿行地域に位置し東は太平洋(鹿島灘)、西は北浦に接し、自然豊かな地域にあるJAほこた 苺部会の部会長鷺沼さんの圃場におじゃましました。
ハウスの中は収穫のピークを迎えたいちごが綺麗に色づき始め、あまい香りに包まれていました。
JAほこたでは、「とちおとめ」の生産が盛んです。さわやかな味わいと糖度の乗った甘さは苺部会の自慢です。

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JAほこたでは畑作栽培を中心としたいちご作りが行われています。水はけのよい豊かな土壌から生産されるいちごは、味わい深さがひとつひとつの実に凝縮され、しっかりとした実になります。安定した品質が、市場から高い評価を受けています。

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若い力が部会の力

現在部会員は83名。二代目の方も多く、ベテランの生産者と若い生産者がともに意見を交換し、若い人たちの意見も取り入れて生産に取組んでいるそうです。年々部会には若い人たちが増え、部会全体に活気があふれるようになったといいます。

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JAほこた苺部会では、年間を通して栽培講習会を開き、部会員の技術の向上と意識の統一につとめていますが、さらに若い人ならではの発想で、SNSやアプリを利用した、リアルタイムでの情報交換等も行っているそうです。
また、今までは経験と勘で行っていた管理も、ハウス内の炭酸ガス量や湿度、温度管理など出来る限りデータの数値化を図り、品質向上のためのデータ管理にも取り組んでいるそうです。

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愛される産地へ

部会員全員が、いちご専業農家というJAほこたの苺部会。「部会全体で集まった時にもいちごの話を始まると終わらない」と鷺沼さんは笑って話してくれました。いちごの生産についてたずねると、「一度食べたら次もまた買ってくれる」という、多くのリピーターの笑顔に支えられていると話してくれたことが印象的でした。本当はいちごを作っているのではなく、お客様の笑顔を作っているのかもしれません。
東北や関東、信越方面に向けて、毎日出荷されていくJAほこたの「とちおとめ」。食べごろの新鮮な「とちおとめ」はJAほこた管内の「ファーマーズマーケットなだろう」でも購入可能です。是非旬の味をお楽しみください。

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ファーマーズマーケットなだろう http://nadarou.com/

取材協力

JAほこた 営農情報センター

〒311-1503 茨城県鉾田市徳宿2325-2

TEL :
0291-36-2515
FAX :
0291-36-2518
WEB :
http://www.ja-hokota.or.jp/

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