茨城県のブランドレタス「惚レタス」
県内出荷量の4割を占めるJA岩井 岩井農協園芸部は昭和43年に発足し、現在310人の生産者が所属しています。レタスやねぎを主要品目にきゅうりやトマトなど多様な品目を栽培しています。レタスの生産者は約200人おり、春レタスを2月上旬から5月上旬、秋レタスを9月下旬から11月下旬かけて、京浜市場を中心に、北は北海道、西は兵庫県まで約30の市場へ出荷しています。
安定出荷を支える生産者の団結力
青年部 部長 風見さん
風見さんは祖父の代から続くレタスとねぎの栽培を受け継ぎ、ご家族4人で1.3haの圃場で栽培をおこなっています。受け継いだ栽培技術に加え、前職の自動車整備士としての経験も活かし、栽培に使う機械の整備なども自らおこなっています。風見さんは「小さな頃から父のレタス栽培に関わっていたこともあり自然と継ぎましたが、始めてみると自然相手なので大変ですね。秋レタスの定植時期は8月下旬から9月上旬ですが、昨今は暑すぎるため、品種の選定や定植のタイミング、定植時の水の管理が特に難しくなっています。そのため、生産者同士で頻繁に交流をしながら、みんなで良いものができるように切磋琢磨しています。」と話します。風見さんが部長を務める青年部では、新品種の試験栽培や農薬試験を主軸に、勉強会や地元小学校での定植・収穫体験といった食育活動にも取り組んでいます。
鮮度を維持して届けるために
秋レタスの栽培は台風シーズンと重なるため、大雨で冠水しないよう畝の溝を深く掘り、台風時には都度ネットを張ってレタスを守っています。風見さんは「収穫は早いと柔らかすぎて軽くなり、遅いと葉が詰まりすぎて重くなるので、一番良いタイミングを逃さないよう頻繁に圃場に行き、一つひとつ触って収穫適期を確かめています。」と話します。
大きいものは1玉で約500gあり、ピーク時には1日約3,000玉を収穫します。収穫したレタスは外葉を落としてから機械でブランド名入りの専用フィルムに包み、箱詰めしてJA岩井 野菜予冷センターに運びます。検査員が出荷基準を満たしているか再確認し、真空冷却装置で内部まで短時間で5℃に冷やし鮮度を維持しています。出荷の際にも予冷トラックで運ぶことで、新鮮なまま遠方の市場へ届けられます。
シャキシャキ食感を味わって
風見さんに今後の目標を伺うと「目揃え会などに出席して、これからも部全体で品質の良いレタスを出荷していきたいです。安心・安全でおいしく、鮮度の良いレタスをお届けするので、ぜひ食べてみてださい。」と話してくれました。
おすすめの食べ方については「みそ汁にちぎったレタスを入れるとシャキシャキ感が残っておいしいですよ。」とお手軽なレシピを教えてくれました。JA岩井では、さまざまなレタスレシピを紹介しています。シャキシャキ食感とみずみずしさが魅力の"惚レタス"で、ぜひお試しください。





