富山の農畜産物

すいか

富山県入善町には、その大きさと「さん俵」で縛ったユニークな姿で全国的にも有名な「入善ジャンボすいか」があります。立山連峰から清流が流れる黒部川扇状地で、明治30年ごろから作られています。楕円形で重さが15~25kg、直径は30~40cmにもおよぶビッグサイズで、サクサクとした歯ごたえと、みずみずしく豊富な果汁、すっきりとした甘さが魅力。7月下旬から8月上旬まで出荷され、夏の贈答にも利用されています。

富山県内の主な産地

JAみな穂

  • JAみな穂

くだものメモ

生産へのこだわり

重たいすいかを傷から守るために、稲わらを編んだ「さん俵」で上下を挟んで出荷しています。連作障害を避けるため一度栽培した畑では10年間は植えない、1株に実をつけるのは1玉など、栽培方法にもこだわり、地元の気候風土に合うように研究・改良が重ねられています。