富山の農畜産物

だいこん

富山県内では春だいこんと秋冬だいこんを栽培し、市場へ出荷しています。春だいこんは主に魚津市、富山市、氷見市で、2~7月にかけて栽培されています。寒さの厳しい時期に種をまくため、トンネル栽培やマルチ栽培で保温することで、とう立ち(花が咲くこと)を防いでいます。市場ヘは5~7月に出荷されます。
秋冬だいこんは、魚津市、富山市、高岡市が主な産地になっています。8月ごろから種をまき、10~12月まで収穫、市場へ出荷されています。富山の郷土料理「ブリ大根」はもちろん、おでんや鍋料理にも欠かせません。

富山県内の主な産地

JAうおづ、JAなのはな、JA山田村、JA高岡、JA氷見市 など

  • JAうおづ
  • JAなのはな
  • JA山田村
  • JA高岡
  • JA氷見市

やさいメモ

新川大根出荷組合

肥料を地中の深い場所にまき、高さ30cmほどの畝を立てる「一条高畝深層施肥(いちじょうたかうねしんそうせひ)農法」で栽培しています。根っこが地中にある肥料にむかって一気に伸びるため、まっすぐでキメの細かいだいこんになります。ひげ根が少なく、色白美肌の「新川だいこん」は、味が染みやすく下ゆでいらず。辛みが少ないので、生でサラダやおろしにしてもおいしく食べられます。6月中旬~7月中旬、10~12月に県内の市場へ出荷しています。
産地:JAうおづ