富山の農畜産物

たまねぎ

富山県では、秋に苗を植えたあとに雪が降ります。一面の雪の下で越冬するので、春には雪解け水をしっかり吸収して生育します。また、雪のおかげで冬場は病気や害虫の予防、除草の必要がなく、収穫までの農薬の使用回数が少なくなるため、環境に優しい栽培でもあります。

富山県内の主な産地

JAみな穂、JAアルプス、JAあおば、JAなのはな、JAとなみ野、JAいなば、JA福光 など

  • JAみな穂
  • JAアルプス
  • JAあおば
  • JAなのはな
  • JAとなみ野
  • JAいなば
  • JA福光

やさいメモ

JAとなみ野「雪たまねぎ」

平成20年から作付け始めたたまねぎは、JAが中心となって取り組む「1億円産地づくり事業」の戦略品目になっています。農業法人や営農組合などの主穀作経営体を中心に作付面積を増やすなど、生産を拡大してきました。また、JAの管理指導のもと、生産者が共同で苗づくりをおこない、収穫から出荷までJAの施設を利用するなど、産地として統一した方法で生産に取り組んでいます。秋に植えたたまねぎは6月ごろから収穫が始まり、乾燥・調製して7月から9月にかけて県内市場はもちろん、東京市場や加工業者に出荷されています。また、「雪たまねぎ」を使ったレトルトカレーやスープ、焼酎などの加工品を販売。イメージキャラクターの「たま吉くん」が、のぼり旗やパッケージに登場するなど、販売促進にも力を入れています。
産地:JAとなみ野