「酒粕で育ったとやま和牛」の取組み!
2022年07月05日
6月29日(水)、JA全農とやまは「酒粕で育ったとやま和牛」のブランド化への取り組みについて報道関係に報告しました。
この取り組みは、富山県酒造組合からの酒粕の有効利用の提案をうけ、令和2年度より県、富山県酒造組合ならびに富山県肉用牛協会と連携し、地酒造りの過程で生まれる酒粕を牛に給与し、ブランド化に取り組んできました。
酒粕は栄養豊富な発酵食品であり、牛の食欲増進や肉の食味向上の効果が得られると考えています。
酒粕をエサとして牛に与え、その牛の堆肥を田んぼで使ってお米を作る。そのお米を日本酒造りに活かすことにより、地域の有効資源を循環させる取組みにつながると考えています。また、フードロスの削減にも貢献できると考えています。
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県が実施したお肉の官能評価調査においては「ジューシーで柔らかく、脂の甘味が強い」という評価を得ました。
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今年度は9戸の生産者がこの取り組みに参加しており、県内の和牛出荷頭数600頭の3分の1にあたる200頭の出荷を見込んでいます。
大和百貨店では6月よりお中元ギフトとして先行販売を開始しておりますので、ぜひこの機会に大切な方へのお中元に「酒粕で育ったとやま和牛」をご活用ください。