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令和4年度 夏季肉牛枝肉共進会を開催しました

2022年07月27日

 JA全農とやまは7月22日(金)、県内肉牛生産者の肥育技術向上と販売促進を目的に、(株)富山食肉総合センターで夏季肉牛枝肉共進会を開催しました。
 本共進会には県内肥育農家12戸から和牛22頭、交雑牛20頭の合計42頭が出品されました。公益社団法人日本食肉格付協会の格付にもとづく厳正なる審査の結果、和牛の部ではJAなのはな管内の()池多ファーム、交雑牛の部ではJAみな穂管内の柏慶太氏の出品牛が最優秀賞1席に選ばれました。
 今回出品された和牛22頭全頭が「とやま和牛」に、うち8頭が7月19日にブランドデビューした“とやま和牛「酒粕育ち」”に認定され、最優秀賞1席の()池多ファームの和牛も“とやま和牛「酒粕育ち」”に認定されました。また、交雑牛20頭のうち14頭が「とやま牛」に認定されました。
 (有)池多ファームが出品した和牛は枝肉重量が569.5kg、歩留まり等級A、肉質等級5、BMSナンバー(脂肪交雑)12、柏慶太氏が出品した交雑牛は枝肉重量が552.5kg、歩留まり等級B、肉質等級4、BMSナンバー7に格付され、ともに枝肉全体のバランス、肉質・脂肪質の良さが受賞の決め手となりました。
 出品された枝肉はセリにかけられ、()池多ファームの和牛は単価3,009円/kg、販売金額1,713,625円、柏慶太氏の交雑牛は単価1,726円/kg、販売金額953,615円で販売されました。
 “とやま和牛「酒粕育ち」”は、購買者からの引き合いも強く、全体的に高値で販売されました。なお、“とやま和牛「酒粕育ち」”は7月25日より順次、精肉店、飲食店で販売される予定となっています。

<主な受賞者>






和牛の部最優秀賞1席の枝肉

交雑牛の部最優秀賞1席の枝肉




表彰式の様子



”とやま和牛「酒粕育ち」”ポスター

”とやま和牛「酒粕育ち」”証明書