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第6回園芸研修会(秋播き初夏どり白ねぎ)を開催しました

2022年10月28日

 JA全農とやまは10月25日(火)に第6回園芸研修会を開催し、生産者・JA・県職員計24人が参加しました。JA全農とやまでは、富山県に適した収益性の高い施設園芸モデルの実証および施設園芸導入を検討する生産者や新規就農者に対する研修会の提供などを目的とした栽培実証圃(アグリメッセ)を運営し、園芸作物の生産拡大に取り組んでいます。

 今回の研修会は、秋播き初夏どり白ねぎ生産にかかる栽培技術や知識向上を目的に、富山県広域普及指導センターより講師を招き、定植作業の研修をおこないました。
 富山県では春播き夏秋どり・秋冬どりの作型が中心で栽培されていますが、作型を組み合せることで長期出荷が可能となります。この長期出荷体系により、安定した販売が可能となり、収益増加につなげることができます。


座学の様子

 実証圃での研修では、ヤンマーの直進アシストトラクターと日本甜菜(にほんてんさい)のトラクター直装ユニット定植機を使用し、白ねぎの定植作業をおこないました。この機械化体系により白ねぎ栽培における作業の効率化が期待されています。その後、富山県における白ねぎ栽培と周年出荷に向けた栽培技術について、県作成資料をもとに座学研修をおこないました。


直進アシストトラクターによる手離し作業

トラクター直装ユニットを使用した定植作業

 
 JA全農とやまは、今後もJA・県と連携し園芸生産基盤の強化に取り組んでいきます。