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第6回「和牛甲子園」が開催され、富山県立中央農業高校の生徒が選手宣誓! 出品牛はAコープにて販売!

2023年01月30日

 JA全農は、1月19日(木)・20日(金)の両日、東京・港区において第6回「和牛甲子園」を開催しました。
 「和牛甲子園」とは、和牛の肥育に青春をかける全国の農業高校の生徒、その名も「高校牛児」たちが、自分たちで育てた和牛の肉質と日頃の取組内容を競う大会で、コロナ禍により3年ぶりに実開催となった今大会の開会式では、23道府県40校の生徒を代表して、富山県立中央農業高校生物生産科動物科学コースの3年生4名が、「我々は牛児マンシップにのっとり、3年ぶりの実開催のためにご尽力いただいた皆々様への感謝と、出品されたすべての牛に鎮魂と激励の意を込め、今後も若さと向上心を武器に牛とともに青春を謳歌することを誓います」と力強く選手宣誓をおこないました。

【写真:(左)川口先生の指導のもと念入りなリハーサル、(右)いざ選手宣誓!】


 富山県立中央農業高校は6年連続で出場しており、今大会では、「校地区連携~ZERОから始める、地域酪農家との牧草地大改造」と題し、富山市内の生産者と連携して取り組んだ自校の牧草地更新の成果について発表しました。
 また、せりに出品した和牛は、枝肉重量397kg、歩留等級A、肉質等級5、BMSNo.9に格付され、前回大会を上回る成績こそ収められなかったものの、酒粕を給与して大切に育てた牛として、とやま和牛「酒粕育ち」の定義(日本食肉格付協会の実施する牛枝肉格付規格の4等級以上)をクリアし、生徒の皆さんは安堵の表情を浮かべていました。


【写真:選手宣誓の緊張から解放されて笑顔の生徒と川口先生】



 なお、今回の出品牛は、2月4日(土)~6日(月)の期間、県内Aコープ店舗(ウインズ食鮮館、なんとセフレ)にて販売をおこないます。4日(土)午前には、Aコープウインズ食鮮館にて生徒による対面販売も予定しておりますので、この機会にぜひ「和牛甲子園出品牛」をご賞味ください。


【写真:生徒が大切に育てた出品牛「ふくさわ9114」】