手しおにかける

~第6回「和牛甲子園」出品牛を、Aコープにて販売!【中央農業高校③】~

2023年02月17日

JA全農が、1月19日(木)・20日(金)に東京・港区において開催した第6回「和牛甲子園」。

本県からは、6年連続で富山県立中央農業高等学校が出場し、今年度の取組みについての発表や、生徒たちがてしおにかけて育てた牛を出品しました。


そして、大会後の2月4日(土)~6日(月)の3日間、富山県内にある「Aコープウインズ食鮮館」(富山市八尾町)、「Aコープセフレ店」(南砺市野田)にて、大会出品牛の特別販売を行いました。
今回は、その販売の模様をお届けします。

2月4日(土)、Aコープウインズ食鮮館にお邪魔すると、店内には特設コーナーが2箇所セッティングされていました。


▲和牛甲子園出品牛の特設コーナー

 

当日は、生徒・先生も自ら店頭に立ち、来店されたお客さんに商品をPR!
「酒粕育ち」について説明したり、元気に声がけしたり、商品の陳列作業もおこないました。


▲生徒たち自ら商品を陳列


そして、お店が開店すると、たくさんのお客さんが販売コーナーを訪れ、商品を買い求めていました。


▲買い物かごいっぱいに商品を買い求める来店客


中には、「毎年とても楽しみにしている」「他のお肉と全然違っていて、とても美味しい」と声をかけてくださるお客さんも。

また、当日はたくさんの報道関係者に取材に来ていただき、生徒たちは報道陣の質問に対し、自分たちの言葉でしっかりと答えていました。


▲報道陣に囲まれ取材を受ける生徒たち


生徒に心境を聞いたところ、
「牛を育てて、出荷するまでにたくさんの時間・苦労が必要なことが身をもって分かった」
「自分が1年生のときに産まれ、2年間一生懸命育てた牛を、こうしてたくさんの方に食べてもらえるのがとても嬉しい」と率直な気持ちを聞かせてくれました。

生徒たちがたっぷりの愛情をかけ大切に育てた牛が、実際に商品となって店頭に並び、嬉しそうに手に取るお客さんの様子を見ていると、あらためて「食」に対する“ありがたみ”や“重み”といったものを感じさせられました。


▲生徒、先生皆さんでお肉を手に記念撮影



今年度の、中央農業高校の生徒たちへの密着はこれで最後となりますが、彼らのこれまでの「校地区連携」を目指した取り組みは次の後輩たちに受け継がれ、彼らの“挑戦”はこれからも続いていきます。

そして、今回甲子園に出場した3年生の4名の生徒たちは、これから各々の進路に向け旅立っていきますが、今回の経験を糧として、より一層飛躍して行ってくれることでしょう。

生徒の皆さん、そして先生、本当にお疲れ様でした!
また、取材にご協力いただきありがとうございました!