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生産者の所得増大に向けた取り組み!JA富山市「野菜出荷協議会青ねぎ部会」を設立

2023年03月27日

 3月23日(木)、JA富山市本店で「JA富山市野菜出荷協議会青ねぎ部会」の設立総会が開催されました。
 JA全農とやまでは、加工業者を中心に需要のある「青ねぎ」の生産拡大に向け、JA全農とやまが運営する栽培実証圃「アグリメッセ」にて令和3年度よりJA富山市と連携し、栽培技術の確立と生産から販売まで一貫した取組実施に向け進めてきました。


【部会設立に至った経緯を説明されたJA富山市 高野 代表理事組合長】

 JA富山市は、農業者所得増大・農業生産拡大に向け、高収益作物導入による売り上げ増加を重点目標に掲げ、「青ねぎ」を重点作物と定め増産に取り組んでおり、同JA管内の生産者・JA全農とやま・加工業者(株)ユーキフーズが連携し、産地としての地位の確立と地域農業の活性化を目的に「青ねぎ部会」を設立しました。なお、県内のJAで、青ねぎの生産部会が設立されるのは初めてとなります。

 設立総会では、部会規約や役員、事業計画、収支予算が承認され、初代部会長に就任された 藤村 伸生 部会長より「青ねぎは、所得増大のため兼業農家でも十分に取り組める貴重な作物だと思っている。JA富山市も自己改革目標に掲げ取り組んでおり、その目標達成のためには、我々会員も努力していかなければならない。仲間を増やし増産につとめ、品質を確保しながら取り組んでいきたい。」と決意を述べられました。


【青ねぎ生産部会 藤村部会長】

 同JAでは、令和4年度18生産者より6.6トンの出荷があり、JA全農とやまを通じ(株)ユーキフーズに販売しており、令和6年度には12トンを目標に増産が予定されています。

 JA全農とやまは、今後も生産者・JA・関係機関と連携し、園芸作物の生産拡大に取り組んでいきます。