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全国一の生産量を維持!JA富山市「ゆうだい21」生産推進大会が開催

2023年03月28日

 3月24日(金)、JA富山市本店において「ゆうだい21」生産推進大会が開催され、生産者や関係者約50名が参加しました。


▲大会の様子

 JA全農とやまでは、米卸である株式会社神明および実需先であるコンビニ大手のローソンからの要望を受け、JA富山市をはじめとする県内3JAと協議を重ね、平成28年産より「ゆうだい21」の作付に取り組んでおり、本大会は生産者の生産意欲向上および生産量の拡大を目的に開催されました。

 「ゆうだい21」は、栃木県の宇都宮大学が開発したお米で、大粒で甘みや粘りが強く、お惣菜弁当やおにぎり、食堂やレストランなどからの好評を得ているお米です。
 高度な栽培技術が求められる品種ですが、富山県内における生産量は「ゆうだい21」を開発した栃木県を上回り、令和4年産では約1,000トンと全国で1番の産地となっています。

 大会では、JA富山市 高野諭代表理事組合長およびJA全農とやま 碓井養一副本部長による挨拶のあと、株式会社神明 米穀事業部 米穀部 安藤大介課長より「ゆうだい21の販売情勢と評価について」と題し、ご講演いただきました。


▲JA富山市 高野代表理事組合長による
 挨拶

▲(株)神明 安藤課長によるご講演
 


 その後、富山県農林振興センター小林 弘征普及員より、令和4年産ゆうだい21の概要や5年産の生産技術対策等について説明があり、更なる品質の向上や収量の増大に向け基本技術を励行することを参加者一同で確認しました。

 JA全農とやまは、今後もJA・関係機関と連携し、高品質で美味しい富山米の生産に取り組みます。