~農福連携に向けた取り組み~特別支援学校生徒の就業体験の受入を開始しました
2023年11月13日
JA全農とやまでは、11月8日(水)より、本会が運営する栽培実証圃「アグリメッセ」にて、富山聴覚総合支援学校生徒の就業体験の受け入れを開始しました。
この取り組みは、本会と県内の特別支援学校が連携し、生徒たちの社会的・職業的な自立を支援するとともに、担い手不足や高齢化が進む農業分野での新たな働き手の確保など、「農福連携」の取り組みを進めていくことを目的としており、今回が初の受け入れ実施となります。
今回の就業体験では、同校高等部2年生の生徒1名に10日間、「アグリメッセ」で栽培しているハウストマト棟にて作業を実施いただくこととなっており、就業体験初日、生徒は緊張した面持ちながらも、職員の説明を熱心に聞き、トマトの生育に不要な芽を摘み取る「脇芽取り」作業をおこないました。
▲就業体験を実施する「アグリメッセ」トマトハウス棟
▲就業体験の様子
担任の大平教諭は、本取り組みに対し、「生徒たちが出来ること、得意なことに目を向けてもらい、職業体験をさせていただけることは大変ありがたい。今後このような機会が増えると嬉しい」と話していました。
JA全農とやまでは、今後も継続して、県内の特別支援学校と連携した就業体験の受入を実施していく予定です。