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富山県海藻アルギット米生産部会 設立35周年記念総会が開催されました

2023年12月07日

 12月2日(土)、パレブラン高志会館において、「富山県海藻アルギット米生産部会 設立35周年記念総会」が開催され、生産者や米穀卸売業者、JA職員、県関係者など計78名が参加しました。


 「海藻アルギット米コシヒカリ」とは、化学肥料・農薬の使用を通常のコシヒカリ栽培の半分以下に減らし、北欧の海で育った天然海藻「アルギット」と、良質の有機肥料を土に与え、コシヒカリの本来持つ能力を最大限に引き出した、全国でも富山だけで栽培されているこだわりのお米で、JA全農とやまでは、県内外の取引先へ「特別栽培米」として販売しています。

 総会に先立ち、記念講演がおこなわれ、富山県 横田副知事からは「食と農の持続可能性と成長~富山県農業の現状と課題~」、JA全農とやま 西井県本部長からは「未来へつなぐ海藻アルギット米」をテーマに講演があり、合わせて12月より放送される「海藻アルギット米コシヒカリ」の初CMが会場でお披露目されました。


▲富山県 横田副知事による講演

▲JA全農とやま 西井県本部長による講演

 総会では、富山県アルギット米生産部会 常田会長より「JA・全農・卸売業者などがアルギット米を支えてくださっているということを忘れず、これからも堂々と胸を張って販売できるよう取り組んでいきたい」との挨拶があり、その後参加者一同で今年度の事業報告や来年度の事業計画などを共有しました。


▲富山県アルギット米生産部会 常田会長による挨拶


 総会の最後には、JAとなみ野 土田組合長、いずみ市民生協 乾部長より、来賓の皆さんを代表して祝辞が述べられました。

 今年で35周年を迎える「海藻アルギット米」は、令和5年産より米袋をリニューアルし、裏面には「海藻アルギット米」の紹介サイトへとアクセスするQRコードを掲載しています。

 人にも、環境にも優しい「海藻アルギット米」は、強い甘みと粘りがあるのが特徴で、味わい深く、冷めても美味しいので、おにぎりやお弁当にもぴったり。子供たちに、ぜひ食べて欲しいお米となっています。

 県内ではAコープウインズ食鮮館・なんとセフレ店をはじめ、平和堂・アップルサンショウ・大阪屋ショップ(一部店舗のみ)など、複数の量販店のほか、JA全農とやまのオンラインショップ「JAタウン『越中自慢』」でも販売しています。
「JAタウン『越中自慢』」(https://www.ja-town.com/shop/c/cecchu-jiman/)

 生産者の米作りへの情熱と、海の恵みがたっぷりつまった「海藻アルギット米コシヒカリ」。ぜひご賞味ください。