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ハトムギ播種研修会を開催しました

2024年05月24日

 JA全農とやまが事務局を務める富山県ハトムギ生産振興協議会は5月17日(金)、(有)中山農産にて、ハトムギ播種研修会を開催し、生産者・JA・県職員の約60名が参加しました。


 富山県内の令和5年産ハトムギ生産は、栽培面積260.84ha、生産量239.80tで、栽培面積・生産量ともに全国一となっており、お茶やシリアルの原料として県内外に幅広く販売されています。
 令和6年産については、栽培面積268.74ha(令和6年5月末時点)を予定しており、今回の研修会は、ハトムギの播種時期を迎えるにあたり、生産者・JA職員等の播種技術の向上をはかり、高品質なハトムギの生産を目指すことを目的に開催しました。

 当日は、JAいなば担当者より、「ハトムギの播種から中間管理について」と題し、砕土の必要性や、種子消毒のポイント等について説明がおこなわれたほか、各農機メーカーより、砕土率の向上に用いられるアップカットロータリーや、真っすぐに播種作業ができるGPS直進アシスト付きの農機等の実演がおこなわれました。参加者からは、数多くの質問が出されるなど、終始熱心な様子で受講されていました。

▲研修会の様子

▲GPSアシストにより初心者でも
 真っすぐに播種が可能に


 JA全農とやまは、今後もJAや県と連携しハトムギの生産基盤の強化に取り組んでいきます。