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富山県JAグループ 共同購入コンバイン出発式が開催されました

2024年06月18日

 JA全農とやまは、6月15日(土)、いなば農業協同組合 東部第1カントリーエレベーターにて、県内で初めてとなる共同購入コンバインがJAいなば管内の生産者へ引き渡されるのを記念し、「富山県JAグループ 共同購入コンバイン出発式」を執り行いました。出発式には、購入者の奥 康博さんやヤンマーアグリジャパン株式会社、JAいなば役職員など約30名が出席しました。

 農業機械の共同購入の取り組みは、JAグループで生産者の要望をとりまとめ、そこで寄せられた生産者の声をもとに農機メーカーへ開発要求をおこない、全農が一括発注・仕入をおこなうことで、生産者への価格メリットを還元するものです。今回の共同購入コンバインは、第1弾の大型トラクター、第2弾の中型トラクターに続く第3弾となり、全国7千人を超える稲作生産者へのアンケートや農業者団体と意見交換を実施し、コンバインの仕様が決定しました。

 同コンバインは、機体が左右に傾いても水平に保つ車体水平制御や湿田作業でもなめらかな旋回と安定した直進ができる常時駆動方式(FDS)など、作業性に優れた機能が採用されています。また、富山県JAグループの特別オプションとして、収穫時期の暑さ対策のため、日よけサンバイザーが標準装備となっており、生産者が求める機能を厳選することで、購入価格は、現行の4条刈50馬力クラスのコンバインと比較し、15%程度の引き下げを実現しています。

▲テープカットの様子

▲黒田代表理事組合長(左)より奥さん
(右)へ鍵の贈呈
▲参加者一同で「出発!」 ▲奥さんと共同購入コンバイン 記念撮影



 富山県JAグループは今後も、生産者の資材コスト低減に向け取り組んでいきます。