生産量全国一!富山県内で「ハトムギ」の収穫作業が最盛期を迎えています
富山県内でハトムギの収穫作業が最盛期を迎えており、10月17日(木)、JAいなば管内の和田農産株式会社では、令和6年産ハトムギの収穫作業がおこなわれました。
▲コンバインによる収穫作業
今年、同農産ではハトムギを約27ha作付けしており、この日は「あきしずく」という品種の収穫がおこなわれました。
同農産の和田俊信代表取締役によると、猛暑が続くなどの異常気象により、昨年より5日程遅い収穫開始となりましたが、順調に生育しているとのことです。
ハトムギの生産にあたり気を付けていることをお伺いしたところ、「ハトムギは水はけの良い土壌で育てることが大切で、夏場の水管理を適切におこない、病気への対策もおこないながら大切に育てている。消費者の皆さんに喜んでもらえるハトムギになるよう、収穫後の選別作業にも力を入れている」と教えていただきました。
▲ハトムギ「あきしずく」
県内のハトムギ生産は、平成16年から本格的に始まり、令和5年産では、栽培面積262ha・生産量371t(生産量全国シェア37%)と、栽培面積・生産量ともに全国一の産地となっています。
県内では、JAみな穂、JAアルプス、JA氷見市、JAいなばの4JA管内にて栽培されており、その約7割がJAいなば管内にて生産されています。
今年は、県内全域において、約400トンの収穫を見込んでおり、収穫作業は10月下旬まで続く予定です。
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