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全国一の生産量を維持!JA富山市「ゆうだい21」生産推進大会が開催

2024年02月07日

 2月1日(木)、JA富山市本店において「ゆうだい21」生産推進大会が開催され、生産者約40名が参加しました。

▲大会の様子

 JA全農とやまでは、米卸である株式会社神明および実需先であるコンビニ大手 ローソンからの要望を受け、JA富山市をはじめとする県内4JAと協議を重ね、平成28年産より「ゆうだい21」の栽培に取り組んでおり、本大会は生産者の生産意欲向上および生産量の拡大を目的に開催しています。


 「ゆうだい21」は、大粒で甘みや粘りが強いのが特徴のお米で、その食味の良さが高く評価され、ローソンのおにぎり等に使用されているほか、令和5年産米においては、記録的な猛暑により全国的に1等米比率が大幅に低下した中、ゆうだい21は90%に近い1等米比率を維持したことから、さらなる注目が集まっています。


 富山県内における令和5年産の生産量は約900トンと、全国1番の産地となっており、内JA富山市では県内最多となる約530トンを生産しています。


 大会では、JA富山市 高野諭代表理事組合長や富山県農林振興センター田中豊継課長、JA全農とやま 碓井養一副本部長による挨拶のあと、株式会社神明 米穀事業部 米穀部 安藤大介課長より「ゆうだい21の販売情勢と評価について」と題して講演があり、講演の最後には更なる生産量の拡大等について呼びかけました。

▲JA富山市 高野代表理事組合長による挨拶 ▲(株)神明 安藤課長によるご講演



 その後、富山県農林振興センター山本 一洋普及員より、令和5年産ゆうだい21の概要や6年産の生産技術対策等について説明があり、更なる品質向上や収量増大に向け基本技術を励行することを参加者一同で確認しました。


 生産者からは、栽培方法等に関する質問が多数投げかけられるなど熱心な様子で参加されていました。


 JA全農とやまは、今後もJA・関係機関と連携し、高品質で美味しい富山米の生産に取り組みます。