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第2回スマート農機研修会を開催しました

2024年02月28日

 JA全農とやまは2月20日(火)、スマート農業普及センターにて第2回スマート農機研修会を開催し、JA農機担当者およびJA営農指導員計20名が参加しました。


▲研修会の様子


 この研修会は、近年、生産現場で関心が高まっている「スマート農機(ICT等の先端技術を活用した農業用機械)」へのJA担当者の対応力強化を目的に昨年度より実施しています。

 第2回となる今回は、北菱電興株式会社やBASFジャパン株式会社の担当者および本会職員より「水田水管理機器」、「営農管理システム」の商品説明や導入事例について研修をおこないました。

 農業の現場では、農業従事者の高齢化や農業人口の減少、後継者不足が懸念される中、農作業の省力化や労働生産性の向上が求められています。
 水田水管理機器は、水田の水口に取付けし、給水・止水の管理を遠隔化または自動化する機器で、水管理(圃場の見回り)にかかる人件費・労力の削減や適切な栽培管理が期待できます。また、営農管理システムは、圃場情報や作業予定、作業記録をデジタル化(見える化)することにより農作業管理の効率化を図ったり、衛星画像データによる圃場状況の把握やAIによる生育予測を行うことにより、収量アップや適切な栽培管理、作業効率化が期待できます。

 参加者は、近年注目されている最新スマート農機の情報や優良導入事例を収集するため、熱心に受講していました。