入善高校の生徒が栽培した富山米「富富富」を地元小・中学校の学校給食に使用
2025年02月18日
県内の小・中学校の学校給食に提供されるお米は、公益財団法人 富山県学校給食会を通じてJA全農とやまが供給しています。
今回、令和7年2月分の入善町の小・中学校の学校給食に、富山県立入善高校の生徒が栽培したお米が使用されることになりました。
そのお米は、昨年12月に開催された「全国農業高校 お米甲子園 2024」で特別優秀賞を受賞したお米です。
今回の学校給食への供給にあわせて、2月14日(金)、自分たちが食べているお米に興味を持ってもらうことを目的に、入善町立入善小学校5年生の生徒に、富山米「富富富」の栽培を担当した入善高校の生徒3名と、地元JAであるJAみな穂の営農指導員より「富富富」に関するプレゼンテーションがおこなわれました。
授業では、入善高校の生徒が「富富富」の特徴や栽培方法についてクイズを交えながら分かりやすく説明したほか、今年度導入した自動操縦の田植機を使用した田植えの様子や、ドローンを活用した葉色調査などについて動画を用いて紹介しました。

▲今年度より導入された自動操縦の田植機について説明
その後、JAみな穂 飛島営農指導員より、乾燥・籾摺り・検査・保管・精米などの給食でお米が食べられるようになるまでの過程について説明しました。

▲お米の精米過程についての説明
授業後の給食では、同校のランチルームに1年生から6年生の全校生徒約260名が一同に集まり、高校生が育てた「富富富」を美味しそうにほおばる姿が印象的でした。

▲全校生徒の前で「富富富」を紹介
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▲給食の様子「すごく美味しい!」と教えてくれました
JA全農とやまでは引き続き、若い世代に農業への関心を持ってもらえるような取り組みを進めていきます。