手しおにかける

「牛愛会」発足!【中央農業高校2025①】

2025年05月28日

和牛の繁殖から肥育までを一貫して実習する県内唯一の農業高校である「富山県立中央農業高校」。
今年度も生徒たちに密着し、富山県内の頑張る農業高校生の姿をブログにて紹介していきます!


4月より、「牛愛会(ぎゅうあいかい)」が発足したということで同校の牛舎を訪問しました。

今まで、生物生産科動物科学コース畜産専攻生が中心となって牛の飼育をおこなってきましたが、畜産専攻以外の生徒にも牛の生育に携わってもらおうと発足した「牛愛会」。
県内スーパー等で生徒が飼育した「とやま和牛 酒粕育ち」を自らPRする販売会や、学校の夏休み期間におこなわれる畜産研修など、畜産専攻生に限定されていた活動も、これからは「牛が好き!」を条件にどの部門・コースの生徒でも参加できるようになりました。
「牛愛会」は現在、3年生2名、2年生5名、1年生7名の計14名で活動しており、内2名が他コースの生徒です。

▲牛愛会のメンバーと牛 ▲牛も穏やかな表情です


畜産担当の川口先生は、「これまで、畜産専攻ではない生徒の中にも牛が好きで、毎日牛舎に通って牛の飼育を頑張っている生徒がいるにもかかわらず、その活動が記録に残らないことを残念に思っていた。この度、牛愛会が発足し、正式に他コースの生徒も一緒に牛を飼育できることになった。牛の可愛いらしさだけではなく、良い肉を生産し、売り上げにつなげるという経営者的な目線も生徒たちに伝えていきたい。」と話しました。


牛愛会が発足して初めての活動はこちら!
富山県立中央農業高等学校の生徒が育てた「とやま和牛 酒粕育ち」の店頭PR販売を実施! | トピックス一覧 | JA全農とやま

牛愛会の皆さん、これからどうぞよろしくお願いいたします!
引き続き、本ブログでは生徒たちの頑張る様子をお届けしていきます!