「ほおばる幸せ。富山米」生産推進大会が開催されました
2025年07月28日
JA全農とやまは、7月24日(木)、富山県農協会館にて県およびJA富山中央会と「ほおばる幸せ。富山米」生産推進大会を開催しました。
本大会は、「稲体の活力維持で1等米比率90%以上と安定した収量を目指す」を副題に掲げ、栽培面積を拡大している「富富富」等をはじめ、県産米を高品質で良食味に仕上げるための技術対策の徹底を図るとともに、米の消費や流通動向についての認識を深めることを目的に開催しており、生産者やJA、行政機関から約130名が参加しました。
大会では、JA全農とやまの高畠米穀園芸部長より「最近の米穀情勢について」、日本農業新聞の細谷論説委員より「どうなる米政策と米需給~様変わりする米をめぐる情勢~」と題して、昨今の米穀情勢や今後の見通しについて講演がおこなわれました。
また、県農業技術課広域普及指導センターの板谷主任普及指導員より「1等米比率90%以上と安定した収量を目指して!」と題して講演があり、少雨高温な今年の厳しい気候条件下でも、高品質で良食味な富山米に仕上げるために、葉色診断に基づく追加穂肥の施用やこまめな水管理よる登熟期間の稲体活力維持、斑点米発生防止に向けた適切なカメムシの防除、胴割れ防止に向けた適期刈取りと適切な乾燥・調製の徹底等について関係者一同で確認しました。

▲大会の様子
JA全農とやまは、今後も生産者・JAグループ・行政機関と連携し、高品質で良食味な富山米の生産に取り組みます。