牛久市が誇る
ブランド大根"うしく河童大根"
JA水郷つくば大根生産部会は32名が所属し、うしく河童大根を4月~6月、10月~12月まで出荷しています。うしく河童大根は甘く瑞々しい柔らかな肉質が魅力で、特に生食に適しています。また、味が染みやすく煮崩れしにくいため煮物などにもおすすめです。部会では生食に適した安心安全な大根を栽培するため毎年品種の選定をおこない、有機質肥料の使用や防除基準を設けて栽培しています。
県内唯一の大根洗浄選別施設
部会では生産者の高齢化が進み出荷量が減少傾向にあったため、平成24年に県内で唯一となる大根を共同洗浄・選別する「JA水郷つくば 大根洗浄選別施設」を設立しました。大根栽培の中で多くの労力を必要とする出荷調整の作業を施設が担うことで、生産者の負担を軽減し、新規生産者が参入しやすい環境づくりを実現しました。現在は新規の生産者も増え、出荷ピーク時期には1日約5,000ケースを出荷しています。
はじめに各生産者から届けられた大根をレーンに流し、洗浄機で泥を落とします。傷や曲がり等がないか一つひとつ目視で選別し、箱に詰めていきます。箱は自動で封がされ、瞬時に出荷の準備が整います。
より多くの人に
うしく河童大根を知ってもらいたい
JA水郷つくば大根生産部会には最年少で20代の部会員が所属しており、20代から40代の若手生産者が集い「青年部」として活動しています。Instagramでの情報発信や試食宣伝、店頭販売、レシピの作成など、うしく河童大根をたくさんの人に知ってもらうためのさまざまな試みに挑戦し続けています。
中條さんも新規で大根栽培を始めた生産者のひとりです。2021年にAmoreに登場していただいた山越さんの元で栽培のノウハウを学び、令和2年に独立しました。「山越さんの農業をする姿がかっこよくて自分も大根の栽培を始めました。まだ栽培歴が浅いので心配なことも多いですが、青年部でよくコミュニケーションをとり、時にはベテランの生産者にも頼りながら、おいしい大根づくりに励んでいます!」と中條さんは話します。
産地を守り続けていく
中條さんは「良い品質であることはもちろんですが、今後の目標は青年部一出荷できるようにしていくことです。ぜひ皆さんに"うしく河童大根"を手にとって食べてもらいたいです。食べてもらったら"おいしい"と言ってもらえる自信があります!」と想いを話してくれました。また、部会としても青年部でさらに部会を活気づけ、部会一丸となって安定した出荷をおこなっていていきたいと目標を教えてくれました。
JA水郷つくば大根生産部会のうしく河童大根は各地の量販店ほか、JA水郷つくば館内の直売所などでもお買い求めいただけます。食感や味、品質にこだわった、うしく河童大根を、ぜひご賞味ください。
取材協力
JA水郷つくば 牛久支店 営農経済課
〒300-1286 茨城県牛久市小坂町2747
- TEL :
- 029-875-0801
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JA水郷つくば 下根直売所
〒300-1203 茨城県牛久市下根町787
- TEL :
- 029-870-2281