JA全農みやぎについて

県本部長挨拶

JA全農みやぎホームページをご覧いただきありがとうございます。
JA全農みやぎでは、生産者の皆様、消費者の皆様のお役に立てる情報を発信して参ります。

宮城には全国でも高い評価をいただいている食材がたくさんあります。
お米では「ひとめぼれ、ササニシキ、だて正夢、金のいぶき」などバリエーション豊かな品種を生産しており、「お米は食べわける時代。だから、みやぎ米。」として、いろいろなシーンで楽しみながら食べわけていただけると思います。
畜産においては、宮城の誇るブランド「仙台牛」があります。全国にあるブランド牛の中でも5等級のみで構成されているのは仙台牛だけです。宮城の良質な稲わらで育ったからこそ美味しい牛肉になるのです。
園芸においては、全国でも十指に入るいちごの産地であり「仙台いちご」のブランドで親しまれていますし、その他にもトマト、きゅうり、えだまめ、せりなど春夏秋冬多くの野菜を生産しています。
消費者の皆様のご要望にお応えするべく、JA・生産者の方々とともに美味しい食材をお届けして参りますので、ご愛顧いただきますようお願いいたします。

私たち全農の大きな役割は、生産者の方々の営農とくらしを支援し、農業と地域の活性化を図るとともに、安全・安心な農畜産物を消費者の皆様に安定的にお届けすることです。
日本の人口は年々減少していますが、世界の人口は増加していくことが予測されており、世界中で慢性的な食料不足が起こることが危惧されています。まさに食料安全保障が問われている状況にあります。輸入に頼っている食料および飼料原料を国産に切り替えていくことが必要であり、国消国産の重要性は高まっています。よって、私たちは、国消国産をさらに広めていくとともに、持続可能な農業を実現して参ります。
そのため、JA全農みやぎは、生産基盤の強化、生産コストの低減、環境問題への取り組み、豊かな地域社会づくりへの支援などを基本方針とし事業を展開しております。
特に、生産基盤の強化においては、生産から販売までの一体的な取り組みを強化するとともに、生産面における耕畜連携の取り組みを進めています。新たに農業にチャレンジする方への支援として「いちご生産」「肉用牛繁殖」の新規就農者の育成にも取り組んでいます。また、生産コストの低減においては、省力・低コスト生産資材の普及推進や土壌診断と適正施肥設計による生産支援、営農管理システム「Z-GIS」や栽培管理システム「ザルビオフィールドマネージャー」などのICT技術の実証・普及によるトータルコストの低減に取り組んでいます。

JA全農みやぎは、これからも東日本大震災からの更なる復興とともに、宮城の農業の発展、そして宮城県産農畜産物の安定供給に取り組んで参ります。

全国農業協同組合連合会 宮城県本部
 県本部長
 都築祐一