大幅な銘柄集約でコスト低減（新たな共同購入の取り組み）

全農では、生産者の予約数量に対してできる限り有利な価格でメーカーから肥料を仕入れるため、全国で銘柄を絞り、期間集中的に生産を促す「共同購入」に取り組んでいます。

省力施肥肥料

緩効性肥料（被覆肥料や化学合成緩効性肥料）を配合し、追肥に係る労力を削減できる肥料です。

一般的に肥料の散布は、栽培前に基肥を散布し、その後生育に応じて追肥を行います。水稲では追肥は夏の暑い中、重たい肥料を2～3回散布するため農家にとって大きな負担となっています。現在、その労力を軽減する目的のために、全農では肥効が緩やかに現れる緩効性肥料の普及に積極的に努めています。

土壌診断にもとづく効率的な施肥の推進

安全・安心、美味しい作物づくりには健康な土が欠かせません。全農では、土壌の不足する養分と過剰な養分を把握する「土壌診断」にもとづく無駄のない肥料散布を広げる取り組みに力を入れています。

農薬担い手直送規格の取扱

1. 全農は農家組合員の皆様に低コストを実感いただけるよう、農薬の特別大型規格である「担い手直送規格」の取扱いを行っております。
2. 「担い手直送規格」とは事前予約による製造効率の向上や物流に係るコストの削減などを徹底し、低価格を実現しました。商品をご指定の場所・配送日に農薬製造工場から農家組合員に直接お届けしています。
3. 受注生産のため、事前予約が必要ですが、通常規格の農薬よりも2～3割ほど価格を抑えることができます。

全農では農家組合員の皆様の生産コスト低減のため、農薬の「担い手直送規格」の取扱いを拡充し、取り組みの強化に努めて参ります。

奨励農薬

• 1キロ粒剤
  4ha用

  

• 豆つぶ剤
  4ha用

  

• ジャンボ剤
  4ha用