宮城野豚

豚肉には、牛肉・鶏肉に比べ10倍以上のビタミンB1が含まれており、疲労回復にも効果があることは広く知られています。

牛肉と比べてもコレステロールは少なく、タンパク質はコレステロールを下げ、肝機能も高める働きがあります。

柔らかい部位は焼く、揚げる料理に。堅い部位は煮込む料理に適しています。詳しくは上のイラストを参照ください。

タンパク質の多い食品はいたみやすいので、冷蔵庫で保存してください。また、料理しない肉は、1回分ずつ小分けにして冷凍しましょう。

冷凍で保存していた肉は、1日前に冷凍庫から冷蔵庫に移し、時間をかけて解凍しましょう。電子レンジの場合は、ラップをとってから解凍するようにしましょう。

肉質に優れた「しもふりレッド」を交配した宮城野豚へ、仕上げ期に約2ヵ月間お米を与えたのが、「宮城野豚みのり」です。

お米を与えることにより、オレイン酸の割合が増え、脂肪部分の官能評価では、白さや食感がよくなるといわれています。

世界的な食糧事情の影響を軽減し、輸入飼料への依存を低減するとともに、国内飼料の自給率を高めています。

生産調整が強化されている日本の水田や草地など、国内における農地を最大限活用し、国土の保全を図るとともに、養豚から生じる良質な堆肥を利用して、循環型の農業とCO2の削減を目指していきます。