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ササニシキ誕生60周年記念事業 新ロゴマーク決定!!

2023年02月13日
お知らせ

この度、宮城米を支えてきた歴史ある銘柄米の「ササニシキ」が、令和5年産で誕生60周年を迎えます。冷害や震災など多難な時期を乗り越えて、生産者の皆さまに守り続けられた伝統の品種「ササニシキ」。家庭用米としてはもちろん、寿司職人などからも長年愛され続けています。

「ササニシキ」の更なる需要拡大に向け「ササニシキ60周年記念事業」として、昨年夏に新ロゴマークデザインを募集したところ全国から200以上もの応募があり、昨年末には多くのデザインから選ばれた5作品を対象にした一般WEB投票を行いました。こちらは9,000を超える投票があり多くの注目を集めました。

ササニシキ誕生60周年記念事業 新ロゴマーク決定!!

■新ロゴマーク

作品コンセプト

ササニシキの「サ」の字と1粒のお米を組み合わせロゴを制作しました。日本国内だけでなく、海外の方にも愛着を持って貰えるように、「日本の宮城県のお米」であることをローマ字で組み込みました。また、優しいカラーリングで、ササニシキの上品な味わいを表現しました。

結果発表特設ページはこちら

https://sasanishiki-60th.com/result/

2023年27()午前中には仙台市内にてササニシキ新ロゴマークを発表する式典が盛大に実施され、選ばれた5作品の中から最優秀賞1名・優秀賞4名を発表し、受賞式を執り行いました。

※本式典は、新型コロナウイルス感染症拡大予防措置を取ったうえで実施しました。

また、主催である全国農業協同組合連合会宮城県本部 運営委員会 佐々木琢磨 会長や、来賓の宮城県 村井 嘉浩 知事からの挨拶のほか、宮城米キャンペーンキャラクター「みやぎライシーレディ」と仙台・宮城観光PRキャラクター「むすび丸」も華をそえてくれました。

見事最優秀賞に選ばれた作品はササニシキの新ロゴマークとして、全国農業協同組合連合会宮城県本部 大友 良彦 県本部長より今後の展開についての説明もありました。

■今後の展開

これまでも宮城県におきましては、ササニシキの作付面積の維持・拡大に努めてまいりましたが、これを機会により発展していきたいと考えております。宮城米の「伝統銘柄」と称される「ササニシキ」が、この新ロゴマークの発信力とともに、美味しさについても再認識さ

れ、競合する銘柄米との差別化が図れることを期待しています。

誕生60周年となる令和5年産の新米シーズンには、米袋等への新ロゴマーク採用に向けご提案を進めてまいります。これには、各米穀卸会社さまや実需者さまのご協力なしにはできないことでございますので、是非ともご協力を賜りたく、お願い申しあげます。同様に関係機関の皆様とも連携し、新ロゴマークを活用したコラボ商品や取り組み、情報発信を努めてまいりたいと思います。

また、今回の新ロゴマーク決定にいたりましたウェブ投票にみられる、SNSを通じた情報発信やノベルティ等による周知強化にも努めて参ります。

新ロゴマークと共に、ササニシキの更なる魅力の発信及び需要拡大につながるように販促・PR施策を取り組みを進めてまいりますので、引き続きササニシキを、皆様どうぞ宜しくお願い申し上げます。

■「宮城県産ササニシキ」について

【さっぱりした味わい】

おかずの味を引き立たせる、さっぱりした味わいが特徴。

和食との相性が抜群で、特にお寿司の世界では「シャリに最適なお米」と言われ、多くのお店に愛用されています。

ハツニシキを母に、ササシグレを父に昭和38年に育成された宮城を代表する品種です。炊き上がりの香り、粘り、色つやもよく、程よい硬さの食感には根強い人気があり、50年以上もの間、全国の皆様には親しまれております。また、さっぱりした食感、おかずの味をひきたたせる香り豊かな風味から和食との相性が特に良く、根強い固定需要があることから、生協・量販店における家庭用途向けや固定需要銘柄として、寿司屋などの業務用向けに販売されています。しかしながら「ササニシキ」は、栽培が難しく、高度の生産技術が要求されることもあり、作付が減少傾向にあります。良食味ですが、生産量は少ない貴重な「ササニシキ」をどうぞお召し上がりください。