新着情報

JAグループ宮城 農作業安全運動について

2024年12月23日
お知らせ

令和4年の農作業事故死亡者数は全国で238人であり、前年(令和3年)と同水準になっています。就業者10万人当たりの死亡事故者数は11.1人と増加傾向であり、他産業に比べて高い状態が継続しています。

農作業事故は誰の身に起きても不思議ではありません。日頃の安全への備えが重要です。農作業を始めるその前に、安全対策がしっかりとなされているか確認しましょう。

農作業安全研修テキスト

チェック!安全装備

・安全フレーム、シートベルト、ヘルメット、低速車マーク、安全カバー等は、もしもの時の事故を防いでくれます。万全の状態で作業に臨みましょう。

・公道走行を行う場合、作業機の幅や最高速度により必要な免許が法律で定められています。正しく理解し、適切な対応を取りましょう。

チェック!心の準備

・「これくらいなら大丈夫」との油断が取り返しのつかない事故を招きます。常に安全な操作・作業を心がけましょう。

・機械から離れる場合や故障した場合は、誤作動で動き出したり、誤って機械に挟み込まれたりしないよう、エンジンを切り、駐車ブレーキをかけましょう。

チェック!道の状態

・狭い道や坂道、路肩が崩れやすい道では、転倒・転落のリスクが高まります。「悪路やタイヤの取られる場所がないか」「道幅は十分か」を確認し、慎重に走行・作業をしましょう。

チェック!体の状態

・農作業中に熱中症になる人が増えています。単独での作業は避け、こまめに休憩と水分補給をしましょう。