第9回和牛甲子園の入賞を目指して!【中央農業高校2025④】
和牛の繁殖から肥育までを一貫して実習する県内唯一の農業高校である「富山県立中央農業高校」。
今回は、2026年1月15日(木)~16日(金)の2日間にかけておこなわれる「第9回和牛甲子園(※)」への出品牛についてお届けします!
(※)「和牛甲子園」・・・和牛を飼育する全国の農業高校の生徒である「高校牛児」たちが和牛の肉質と日頃の取り組みを競い合う大会。JA全農は、将来の担い手候補である高校生の就農意欲の向上と、同じ志を持つ高校生同士のネットワークを創出し、意欲と技術の向上を図ることを目的に和牛甲子園を開催しています。
今回で9回目を迎える和牛甲子園。
なんと!同校は、第1回目から9回連続の出場になります。
気になる出品牛はこちら。
名前 :福沢9138
(個体識別番号の“16394-6402-7”から、皆さんは“02”と呼んでいるそうです。)
性別 :去勢
誕生日:令和5年1月8日
体重 :計測していないが、700kg満たないくらい。
通常、黒毛和牛は生まれて2年から2年半(24~30か月)で出荷することが多いそうですが、「福沢9138」は和牛甲子園を迎える頃には生後3年を超える、なかなか成熟した牛です。
本来出品する予定だったのは「福沢9138」より年下の牛でしたが、サイズが小さかったため出品には至らなかったそうです。
「福沢9138」のアピールポイントは、血統と増体です。
父に「愛之国」、母の父に「芳之国」を持つ血統で、同校の出品牛は例年小さめとのことですが、今回はいつもより大きく育っているとのことです。
チャームポイントは「大きな顔」で、他の牛と比べても、とにかく餌をよく食べる“食欲旺盛な牛”という印象だそうです。富山のブランド和牛「とやま和牛 酒粕育ち」になるためには、酒粕を出荷前の3ヵ月間与える必要がありますが、「福沢9138」はなんと約1年間、継続して酒粕を食べ続けているとのこと。立派な酒粕育ちですね。
▲大きな顔が可愛い!
生徒たちに和牛甲子園について話しを聞くと、
「審査では、牛の“大きさ”をアピールしたいです。他校と比べると小さく見えるかもしれませんが、私たちの学校としては例年に比べ、しっかりと大きく育っているように感じています。目指す評価は、歩留等級A・肉質等級5・BMS NO.12の最高ランクです。そのためにも、毎日、体調を崩していないか、餌をきちんと食べているかをよく観察して育てています」と語ってくれました。
この日は、生徒たちが牛にブラッシングをしている様子も見ることができました。
生徒たちは「福沢9138」に優しく手を添え、丁寧にブラシをかけていました。
ブラッシングされている「福沢9138」の表情は、徐々にうっとりとした穏やかな顔つきになっているように見えました。
| ▲福沢9138「ブラッシング気持ちいい~」 | ▲毛がたくさんとれました |
| ▲ブラッシング頑張りました! |
また、2027年の第10回和牛甲子園には、本会より寄贈した「あきひめ1922」が出産した牛が出場予定です。
こちらも成長が楽しみです!
▲「あきひめ1922」の子 すくすく成長中
「あきひめ1922」出産のレポートはこちらから
~「あきひめ1922」元気な子牛を出産!【中央農業高校】~ | 手しおにかける(とやまの農業をレポートするブログ) | JA全農とやま
生まれも育ちも同校で、たくさんの生徒たちに見守られながら成長してきた「福沢9138」。
和牛甲子園での活躍に期待が高まりますね!
▲牧草ロールも「和牛甲子園」仕様に
引き続き、本ブログでは生徒たちの頑張る様子をお届けしていきます。

