手しおにかける

「チューリップ」の栽培研究に密着!【入善高校2025 Vol.8】

2026年02月10日

 JA全農とやまでは、富山県内の頑張る農業高校生の姿をブログにて紹介しています。 
今回は、富山県立入善高等学校農業科チューリップ研究班の生徒たちに密着します!

 同校では、「NEW農チャレンジ事業」と称し、チューリップの水耕栽培について研究しており、今年度は3年生3人と2年生3人が先生の指導のもと「チューリップ班」として活動しています。

 入善町では、これまで育苗ハウスを利用した土壌栽培による切り花生産が盛んにおこなわれてきましたが、病害の回避や生産量の拡大には、オランダ式の水耕栽培が有効であるとがわかったことから、同校チューリップ班でも、水耕栽培の研究に取り組むことになりました。

 昨年はバイオ炭がチューリップの水耕栽培に与える影響についての研究がおこなわれていましたが、今年は『チューリップの水耕栽培における植物ホルモンが生育に与える影響』についての栽培研究をおこっています。

 水耕栽培で育てると花芽が出ない『花飛び』という現象が起こりやすい「アペルドーン」「アペルドーンエリート」の2品種に対して、植物ホルモンを使用することで綺麗な花を咲かせることができるのか、また、その生育過程に変化はあるのかを検証します。

前回の様子はこちらから:
「チューリップ」の栽培研究に密着!【入善高校2025 Vol.7】 | 手しおにかける(とやまの農業をレポートするブログ) | JA全農とやま

 12月下旬、チューリップの収穫作業をおこなうということで同校を訪ねました。
11月上旬に球根の定植がおこなわれたチューリップも、約2か月でしっかり成長しつぼみをつけていました!

▲定植直後のチューリップ(11月上旬) ▲収穫期を迎えたチューリップ

 今回の作業は、チューリップの収穫と年末にかけて開催される歳の市に向けた梱包作業です。

 まずはピントレイから茎がまっすぐで、つぼみに色が入っているチューリップを取り出し、球根を切ります。
その後、長さを揃えて輪ゴムで束ね、ラッピング袋で丁寧に包んでいきます。

▲球根を切り… ▲長さを揃えて輪ゴムで束ねて
▲丁寧にラッピングして… ▲完成!


今回収穫されたチューリップは、年末に開催された「歳の市」にて販売されました。

▲歳の市 販売の様子

 球根の定植から育成、収穫、歳の市での販売を終えた生徒たちに話を聞いたところ、「全てのチューリップの草丈を測る作業やチューリップを綺麗にラッピング作業はとても大変でしたが、歳の市でたくさんの方に興味を持ってもらい、買ってもらうことができて嬉しかったです。」と話してくれました。

 気になる研究結果は1月下旬におこなわれるNEW農チャレンジ報告会で発表します。
 
 JA全農とやまでは、引き続き、がんばる農業高校生を応援していきます。