「ほおばる幸せ。富山米」生産推進大会が開催されました
JA全農とやまは、7月22日(水)、富山県農協会館にて県およびJA富山中央会と「ほおばる幸せ。富山米」生産推進大会を開催しました。
本大会は、「稲体の活力維持で1等米比率90%以上と安定した収量を目指す」を副題に掲げ、栽培面積を拡大している「富富富」等をはじめ、県産米を高品質で良食味に仕上げるための技術対策の徹底を図るとともに、米の消費や流通動向についての認識を深めることを目的に開催しており、生産者やJA、行政機関から実参加とオンライン参加あわせて約200名が参加しました。
▲大会のようす
大会では、JA全農とやまの高畠米穀園芸部長より「最近の米穀情勢について」と題して、昨今の需給状況や作付状況を紹介しました。富山県では全国の生産状況と比較しても、主食用米と非主食用米の両方で実需者の需要に応じた生産に取り組むことができていると話し、今後も実需に対応する安定的な富山米の生産に向けて、昨今の気候条件に適した高温耐性品種「富富富」「てんたかく」「てんこもり」への積極的な作付け転換の重要性を訴えました。
▲米穀情勢を説明する高畠米穀園芸部長
また、富山県農林水産総合技術センター農業研究所の小島所長が「『富富富』を作る。『富富富』を食べる。~温暖化は待ったなし、5年後・10年後の稲作はどうなるのか~」と題して講演をおこないました。
講演では、「栽培条件が多い」や「収量が見込めない」といった具体的な生産者の声に応える形で、コシヒカリから「富富富」へ作付転換することで得られるメリットの紹介や、生産者や関係者自ら「富富富」をPRするインフルエンサーとなっていくことの重要性について参加者に呼びかけ、令和10年度での作付面積10,000haの実現に向けて、参加者一同で確認しました。
さらに、富山県農業技術課広域普及指導センターの板谷主任普及指導員より、「1等米比率90%以上と安定した収量を目指して!~「高品質で美味しい富山米」への総仕上げ~」と題し、令和8年産米における現在の生育状況や、今後収穫期までに注意すべき点について紹介しました。今年は気候の影響で生育が例年よりも早まっており、葉色を注意深く観察し、追加穂肥や湛水管理を確実におこなうことが重要なポイントになると解説しました。
|
▲富富富への作付け転換を薦める小島所長 |
▲安定収量と高品質米生産に向けた注意点を |
JA全農とやまは、今後も生産者・JAグループ・行政機関と連携し、高品質で良食味な富山米の生産に取り組みます。

