あおもりの特産品

青森のぶどう

主力産地

  • 主産地は鶴田町や田舎館村です。
  • ニューヨークの農業試験場が「ウェイン」に「シュリンダン」という品種を交配し育成したのが始まりで、ニューヨークと緯度が同じで気候が似ていることから、津軽地方で作られるようになりました。

主力品種

スチューベン

  • 生産量は、全国の約8割を占めます。
  • 旬は、10月下旬から2月までです。
  • 糖度が高いことから貯蔵に適しており、完熟の状態で収穫したものを、青森りんごの貯蔵技術を応用した専用施設で貯蔵するので、冬の間もおいしく食べることができます。
生態 露地ぶどうの管理作業 ハウスぶどうの管理作業
3 催芽(ハウス) ・粗皮はぎ、巻きひげの除去
はがれかかった樹皮や巻きひげは病害虫の越冬伝染源となるため、適切に除去します。
・粗皮はぎ、巻きひげの除去
はがれかかった樹皮や巻きひげは病害虫の越冬伝染源となるため、適切に除去します。
・ハウス被覆
降雪を考慮してハウスを被覆します。また、低温時に備えて補助暖房機を設置します。
4 発芽(ハウス)
催芽(露地)
・支柱・垣根の手入れ
雪によって緩んだワイヤーを張り直します。
・ハウス内の温度、水管理
多すぎる水は枝を伸ばしすぎるため、控えめに潅水し、温度は30℃以上にならないように注意します。
5 発芽(露地)
展葉(ハウス)
開花(ハウス)
・摘芽・摘梢
新たに伸びた枝を放っておくと風通しや日当たりが悪くなってしまうため、余計な部分を切除します。
・摘芽・摘梢・摘心
新たに伸びた枝を放っておくと風通しや日当たりが悪くなってしまうため、余計な部分を切除します。
6 落花(ハウス)
開花(露地)
果粒肥大(ハウス)
落花(露地)
・誘引・結束
新しく伸びた枝を支柱に括りつけます。風害を防いだり、日当たりをよくすることができます。
・摘心
枝の先端を切り取ることです。この作業によってより多くの実を付けるための養分を木に持たせます。
・摘房・摘心・摘粒
実止まりを確認後、仕上げの摘梢・摘房を行います。
・ハウス内温度管理
最低気温が10℃以上になったら、ハウスサイドを開放します。
7 ネット発生
果実充実期
・摘房・摘粒
余分な房や粒を取り除くことで、形がよく、大粒でおいしいぶどうにします。また、翌年の枝や房の充実のためにも重要な作業です。
・新梢管理
葉の茂りすぎに注意し、必要葉枚数を確保します。
・ハウス内温度管理
ハウス内の温度が30℃以上にならないように換気を行います。
8 熟期(ハウス)
着色(露地)
熟期(露地)
- ・収穫
こうして、1年間さまざまな作業によって育てられたハウスぶどうは、早いものでは8月上旬から収穫が始まります。
・施肥
樹勢を判断して、適切に行います。
9 - ・収穫
こうして、1年間さまざまな作業によって育てられた露地ぶどうは、早いものでは8月下旬から収穫が始まります。
・施肥
ぶどうは春に肥料をまくよりも、秋にまいたほうが甘くなるという試験結果があります。そのため、本県では秋に肥料をまきます。
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11 落葉
(露地・ハウス)
・剪定
葉が落ちてから行います。
・剪定
落葉の処理と、架線等に付いている巻きひげを除去します。
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