青森のにんにく
特徴
青森にんにくは日本の7割の生産量を占め、2019(令和元)年産全国でも一位。「ホワイト六片」と呼ばれ、外国産に比べ、一粒が大きく実もよくしまって純白色をしています。
旬のカレンダー
美味しい見分け方
- 皮が白く、粒が大きく、よくしまっているものが良いにんにくです。
- 重量感があるものを選びましょう。
保存方法
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使う分以外は薄皮をむかずに、日の当たらない風通しが良い涼しい場所にネットなどに入れて日の当たらない場所につるしておくのが一番ですが、なるべく早めに使い切りましょう。
- 冷凍保存する場合は、薄皮をむいて1片ずつ小分けにし保存袋に入れるか、ラップして保存しましょう。
栽培カレンダー
月 | 生育状況 | 管理作業 |
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9 | 畑の準備 | ・種子の準備 にんにくは、りん片をつかって栽培しますので、植え付ける前にりん片をていねいに分けます。 ・畑の準備 畑全体に肥料をまいて、良く耕します。その後、畦をつくり、生育をよくするためポリエチレンフィルムでおおいます。これをマルチングといいます。 ・は種 9月下旬から10月上旬にかけて、マルチングした畦の上から、植えつけ用の穴をあけます。ここににんにくのりん片を、5~6cm程度の深さに植えます。10aあたり16,000~18,000球植えています。 |
は種 | ||
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萌芽期 | ||
11 | 越冬期 | ・発芽 植えつけてから、10~15日ほどで芽が出てきます。にんにくの生産性を上げるためには、越冬直前に、葉数を3~4枚確保します。 ・越冬 12月中旬ころになると雪がふり、畑全体が雪でおおわれ、にんにくは雪の中で冬眠した状態で冬を越します。 |
12 | ||
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4 | 茎葉伸長期 球肥大期 |
・芽かき 草丈が16~18cmのころ、わきからもう1本、芽が出てくることがあります。わき芽をそのままにしておくと、できあがりが悪くなるので、取り除きます。 ・つぼみつみ 春になって、とう立ちしてきたら、つぼみを取り除きます。つぼみをそのままにしておくと、栄養がとられて、大きなにんにくにならないので早めにつみとります。 ・追肥(ついひ) 球が大きくなるように、4月上旬と5月上旬頃に肥料をやります。 |
5 | ||
6 | ||
収穫期 | ・収穫 葉や茎が黄色になり、葉が30~50%くらい枯れたら、晴れている日に株を引き抜き、収穫をします。手掘りと機械掘りがあります。畑から抜きとったら、すぐに根を切り取ります。 ・乾燥 乾燥方法には、温風暖房機を利用した機械乾燥と家の軒下につるす目然乾燥とがあります。乾燥の目安は、重量で30%くらいが減った時です。 |
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乾燥 | ||
8 |