青森県産花きの展示で需要喚起を促す
2020年04月16日
JA全農あおもりは4月16日から、青森市の県農協会館に青森県産花きの展示を始めた。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響により、イベント自粛などの業務需要低迷に加え、国の緊急事態宣言による生花店の休業が相次ぎ、花き相場が下落している。これを受け、県産花きの需要喚起を図ろうと取り組みを始めた。
他にも、青森県や県農協会館内の関連団体でも展示している。
全農あおもりやさい部の平山智樹部長は「生産者が丹精込めて栽培した花きを多くの人に見てもらい需要喚起に繋がることを期待したい」と話す。
この取り組みは、(株)大田花きが農林水産省の補助事業で行っている「花きの長期保管技術実証事業」を活用したもの。
花きの需要低迷は今後、長期化することが懸念されるため、全農あおもりでは県や花き卸売会社と連携しながら需要喚起に向け対策を講じることとしている。