お知らせ

「りんご病害虫効率的防除研修会」を開催しました

 青森県りんご共同防除連絡協議会は4月13日、2021年産りんごの効率的な病害虫防除に向けた研修会を、田舎館村文化会館で開いた。津軽地区のりんご共同防除組合員とJA担当者らが参加し、今年産の病害虫防除のポイントなどについて学んだ。

 青森県産業技術センターりんご研究所病虫部の赤平知也研究管理員が、今年発生が懸念される①腐らん病②黒星病③うどんこ病―などの防除方法を説明。参加者は、腐らん病に対する防除について「6月中旬にラビライト、7月半ばから末にかけてトップジンMまたはベンレートを、タイミングよく散布することが重要」などとポイントを学んだ。他にも、昨年の発生状況や病害虫防除暦の変更点についても学び、知識を深めた。

 県共防連の葛西範正会長は「本年はりんごの生態が平年より早まっている。今回の研修内容を踏まえながら適期防除に万全を期し、高品質なりんごの生産に努めて欲しい」と呼びかけた。

 14日には南部町のふれあい交流プラザで、県南地区研修会を開いた。


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