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「スピードスプレーヤ事故防止運動キックオフ大会」を開催しました

 青森県りんご共同防除連絡協議会は4月13日、田舎館村文化会館で「スピードスプレーヤ事故防止運動キックオフ大会」を開き、津軽地区のりんご共同防除組合員とJA担当者らが出席した。昨年の事故発生事例や作業中の注意点などを学んだうえで、出席者全員で「気を付けよう三唱」を行い、安全に対する意識の向上を図った。

 出席者は「慣れたときこそ要注意」「作業は必ず2名以上で」「携帯電話を持ち歩く」「路面の状態を確認する」など、注意点を学んだ。

 キックオフ大会は、今年度からの取り組み。近年、スピードスプレーヤによる作業中の事故が目立つことや、昨年2件の死亡事故が発生したことを受け、事故防止の徹底を呼びかけるために開いたもの。

 また、新たな取り組みとして、事故の発生が多い春(4~5月)と夏(7~8月)を「事故防止強化月間」に位置づけ、更なる徹底を呼びかける。黄色に赤字でデザインした目立つ仕様の啓発のぼりを配布し、園地や格納庫など目に留まる場所に掲示するほか、事故防止対策資料の配布や、安全作業研修会の開催などに取り組む。

 県共防連の葛西範正会長は「事故防止に対する意識を高め、今年は傷害事故ゼロを目指したい」と協力を求めた。

 14日には南部町のふれあい交流プラザで、県南地区キックオフ大会を開いた。

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出席者全員で行った「気を付けよう三唱」