お知らせ

「ドローン技術基礎研修会」を開催しました

 JA全農あおもりは5月7日、青森市の北東北スカイテック㈱でドローン技術基礎研修会を開き、JAおよび農薬メーカー担当者らが参加した。近年、JA組合員のドローン導入者が増加しており、使用方法や使用可能な農薬などの推進をする機会が増えたことから開いたもの。

参加者は、おすすめの機体・性能・散布する際の申請方法などを学び、推進する際の知識を身に付けた。

 おすすめの機体はDJI製「AGRAS MG-1」で、機体の重さが9キロと軽く、1人で持ち運びが可能。また全農あおもりの試験によると、自動飛行設定で、ほ場1ヘクタールの農薬散布が約5分で済むなど、省力化に繋がる結果が出ていることもポイントだ。

 全農あおもり営農対策課の岩﨑哲也課長は「今後はドローンのみならず、ドローンで使用可能な農薬や肥料などの需要増加も見込まれる。使用方法など、常に最新の情報を確認のうえ、推進にあたって欲しい」と話した。

 全農あおもりでは、2019年度よりドローンを活用した省力化技術の実用性の検討を行ってきた。主に水稲を中心に、散播・農薬散布・追肥作業の試験を実施している。今後も検討を重ね、ドローンの普及を図ることとしている。

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ドローン運転の実演で性能を再確認